地域生活支援センターこかげ

化学物質過敏症とは

カフェふれあい隣にあります、みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)は11月に佐々木秀美さんのハートランドコンサートが開催されます。今日はそのみらい座いけぶくろで化学物質過敏症の講演会がありました。化学物質過敏症とは・・・

1950年代にアメリカの医師セロン・G.・ ランドルフは、化学物質への暴露によって発生する過敏反応の可能性を提唱しました。1980年代にマーク・カレンによって「MCSMultiple Chemical Sensitivity:多種化学物質過敏状態)」という概念が提唱されました。これは、慢性または大量の化学物質に曝露された後、極めて微量の化学物質に過敏反応し、多岐にわたる症状を示す疾患であるとされ、その後、同様の概念を提唱する「臨床環境医」と呼ばれる医学研究者を主体に研究が行われてきた。日本では北里研究所病院がMCSの概念を導入し、「化学物質過敏症」として診断方法・治療法の検討が行われてきた。その後、北里研究所病院臨床環境医学センターが設立されました。

化学物質過敏症の症状とされるものは多岐にわたり、粘膜刺激症状 (結膜炎、鼻炎、咽頭炎) 、皮膚炎、気管支炎、喘息、循環器症状 (動悸、不整脈) 、消化器症状 (胃腸症状) 、自律神経障害 (異常発汗) 、精神症状(不眠、不安、うつ状態、記憶困難、集中困難、価値観や認識の変化)、中枢神経障害(痙攣)、頭痛、発熱、疲労感等があります。

化学物質過敏症は、中毒、アレルギーとは異なる概念の疾患であるとされています。また、住宅内の揮発性有機化合物(VOC)が原因の一つとされるシックハウス症候群とは化学物質による健康被害という点で混同される場合がありますが、シックハウス症候群は単一の疾病を示す用語ではなく「住宅に由来する様々な健康傷害の総称」とされるため、両者は異なった概念であると考えられています。

投稿日:2009年10月31日 13:37 | コメント(0)

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